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今日は、午前中はレディースセミナー
午後は第5回白瀧あゆみ杯の準決勝の大盤解説会に行ってきました。


毎年準決勝の解説会には行っているんですが、
こんなに人がいっぱいの準決勝ははじめて
席に座れてよかったです。

解説・中村太地四段、聞き手・本田小百合女流二段という
身長差が20センチくらいありそうなお二人が同時進行の2局を
解説してくださいました。
大盤が高い位置に設置されていて一生懸命背伸びして駒を動かす
本田女流二段が可愛らしかった

対局は
鈴木環那女流初段竹俣紅さんが矢倉戦
永瀬四段上田女流二段戦(角落ち)は上田女流が中飛車に構えました。

鈴木-竹俣戦は、私の見た感じなので合っていないかもしれないけれど
鈴木女流初段がちょっとミス(というほどでもない緩手)を指したんだと思う。
そこにスパーンと竹俣さんが踏み込んで、
それでいて、反発する鈴木女流初段の手をさらっとかわして、
「これは・・・強い・・・」と会場の皆がポカーンとしている間に
竹俣さんが勝ってしまった、という将棋だった。

対局後に両対局者が会場にやってきて
鈴木女流初段が、くやしいんだろうけれど、笑顔で明るくはきはきと
応援にきていたファンに謝ったり、対戦相手を称えたり、していて
それは、さすがにしっかりしているな、と思ったし
竹俣さんは竹俣さんで、ものすごく丁寧に会場の人たちに挨拶して
率直に感想を言っているのが微笑ましかった。

しかし、そんな和やかな空気以上に
「小学生の女の子がこんな将棋を指すのか・・・」とただただ会場の人は
唖然としていたと思う。
私なども、今のはなんだったの?、と深く深く考え込んでしまう一局だった。

たまに、レディースの人たちと小学生の将棋について話すけれど
強い子、といっても
「攻めは初~二段、守りや詰めは7~8級」みたいな子が多いのだ。
(そういう子達の指し手を咎められない自分の棋力が情けないのだけど)
しかし、もうこれは、全然違う次元なんだなぁ・・・
比べるのがそもそも失礼なんだろうけれど、本当に心からそう思いました。


永瀬-上田戦は、角落ち戦。
上田女流二段が、必死に手を作ろうとするのだけど、
それがひとつひとつ潰されていく。
これは、厳しい・・・。
とにかく、永瀬四段の一手一手が「擦り傷」も許さないという指し回しだった。
結局、上田女流二段の手は永瀬玉に響くことなく投了となった。
サバサバと感想を語る上田女流、淡々と感想を語る永瀬四段・・・。
大差、だったんだと思う。

中村四段が「角落ちは、思うほど簡単な手合いではない」というようなことを
言っていたけれど、それはどちらにとって、なのかはよくわからなかった。
話の流れでは、上手の方がきつい、ということだったか?

しかし、大盤解説会の後でお茶をしながら話したとき
レディースの間では、
何気に、角を交換できない、角を手持ちにできないって言うのは
下手にとっては飛車落ちよりも実は厳しくないか?なんて話をしていた。

そんな、気も、する。

大体、プロ棋士が真剣勝負で駒落ち戦をやるのなんて
そうそう見れるものでもない。
プロ間の駒落ちって
指導対局なんかとは全然違う世界があるのかもしれないなぁ、と
思いました。

とにかく、皆が、はぁぁ・・・と深い息をつくような準決勝の2局でした。

白瀧あゆみ杯決勝戦は10月3日。
楽しみです。

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